セット本 せどり

セット本せどりのメリット・デメリット

せどりのなかでも手軽に取り組むことができるジャンルの1つが、セット本せどりです。セット本せどりは比較的低資金で始めることが出来ることから、人気となっています。セット本せどりは利益率も高いのが魅力のひとつです。

セット本せどりは手軽に取り組め利益率も高いのですが、実は挫折している人も多く見られます。なぜ挫折するのか?それは、セット本せどりのデメリットのせいです。

これからセット本を始める方のために、セット本せどりのメリットとデメリットについて確認していきたいと思います。

セット本せどりとは?

せどりはメルカリなどのアプリのおかげで、手軽に始められる副業のひとつとなっています。月数万円稼ぐ人もいれば、数百万円稼いでいる人もいます。身近にある物はなんでも売ることができるので、せどりには本やゲームなど様々なジャンルがあります。

セット本せどりは、主にシリーズものの本をセットにして販売する手法です。完結した本などをセットとして販売するので、単品本として販売するよりも利益を得ることができます。

セット本せどりのメリット

数年前に比べてセット本に取り組む人が増えたように感じます。セット本せどりに取り組む人が増えたのは、セット本せどりのメリットが大きいためではないでしょうか。セット本せどりのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

利益率が高い

セット本せどりの魅力は何と言っても利益率の高さになります。利益率30%以上狙える商品がたくさんあるのが魅力になります。

この作品のですと、ブックオフの110円コーナーで全て仕入れることができたとすると●●円になります。モノレートをみると●●円で売れていると予測できますので、●●円で売れたとすると●●円の利益になります。

●●円の利益になりますので、利益率は●●%となり、利益率の高さが分かります。

この作品のようなセット本はたくさんありますので、セット本は利益率の高いせどり手法と言えるのです。

低資金で仕入れができるので低リスク

セット本はBOOKOFFの110円棚(単C棚)から仕入れていくのをメインとしますので、低資金でスタートすることができます。もちろん割引セールなどを利用すればより低資金で仕入れることができます。

こちらのセットは、●●冊でセットにすることができます。

仕入れ単価は●●円ですね。このように、たとえ売れなかったとしても仕入れ単価が低いので、リスクを低く抑えることができます。

せどり初心者が取り組みやすい

せどりを取り組みたいと思っている人のほとんどは、小説や漫画など何らかの本に触れていると思います。触れてきた本の中には、数冊で完結するようなシリーズものがあったはずです。そのようなシリーズ本をセット化して販売すればいいのです。

映画化など映像化される本は、高値になりやすい傾向があります。初心者の方は映像化や話題作から取り組んでいくこともできるので、セット本は取り組みやすくなっています。

仕入れ先が多い

セット本の仕入れ先は、ブックオフだけではありません。本が売ってあるところであれば、ブックオフ以外のどこでも仕入れ先になります。もちろんコンビニでもセット本を仕入れることは出来ます。

セット本にするために中古の本だけでなく、新品の本を仕入れることもありますしレンタル品だった本を仕入れることもあります。

1冊あたり110円(税込み)で仕入れることが出来るので、ブックオフが仕入れ先のメインになりやすいだけです。利益の取れるセット本になれば、仕入れ先はどこでも構わないということを頭に入れておきましょう。

セット本せどりのデメリット

セット本せどりはメリットばかりではなく、もちろんデメリットもあります。セット本せどりを始めてみたけど、デメリットが負担になってやめていく人も多いくらいです。デメリットにはどのようなものがあるのか確認していきましょう。

セットにならないと出品できない

セット本せどりはセットにするために必要な本の冊数が揃わないと出品できません。5巻完結など少ない冊数ですと揃うまでに時間はさほどかかりませんが、ワンピースになると90巻を越えるので揃えるまでに時間がかかってしまいます。

セット本にするまでに時間がかかると、利益を得るまでの時間もかかることになります。セット本にならないと利益も得ることができないことは、セット本をするうえで必ず心にとどめておくようにしましょう。

重くかさばる

セット本の仕入れで一番のデメリットは、重くてかさばることです。ブックオフなどに仕入れに行き、100冊仕入れたときのことを想像してみましょう。両手に袋一杯の本を抱えて家路につき、帰って来た時には両腕がパンパンになっていることでしょう。

たくさん仕入れる商品は見つかったけど、持って帰ることを考えるとテンションが下がってしまい仕入れをやめてしまう人もいるくらいです。この結果セット本せどりをやめていく人も多いようです。

保管場所がある程度必要

セット本せどりは、セットにならないと出品できません。ということは、セットになるまでどこかに保管しておく必要があります。数セット程度なら部屋の片隅で済むのですが、数10セットや数100セットとなるとそうはいきません。

セットにするまで出品できないので部屋中が本だらけになり、部屋が1つ潰れてしまうことがあります。セット本を始めるためにはある程度のスペースも必要になるのです。

出品までの作業が多い

セット本せどりの大変なとことは、出品までの作業の多さがあります。本の冊数にも寄りますが、すべての値札シールをはがし、クリスタルパックなどで梱包するまでに数10分かかります。

本の状態は文章だけでは伝わりにくいので、写真を撮って出品することをお勧めしています。そのため梱包の後には、商品の写真撮影をする必要があります。

セット本せどりは出品までに、「値札のシール剥がし」、「梱包」、「写真撮影」とやることが多いのもデメリットになっています。

まとめ

セット本せどりは利益率が高く低リスクで始められるというメリットもありますが、多くのデメリットもあります。セット本せどりをはじめる人も多くみられるようになりましたが、デメリットため挫折する人も多くなっています。

デメリットを解決していけば、セット本せどりは利益率も高いので、短期間でせどり資金を増やすことも可能です。セット本せどりのメリット・デメリットを再確認し、目標月収を達成ていきましょう。

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